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健康の為吸いすぎに

 大人なので健康管理をしっかりしなければならないのである。しかし、いくら健康管理をしっかりしていても病魔は知らぬ間に忍び寄ってきたりするので、定期的に健康診断とか受けないといけなかったりする。

 だが、大人なので仕事が忙しくて人間ドッグだとかホットドッグだとかアメリカンドッグとかもう全然だめなのである。マスタードたっぷりでお願いします。

 そこで会社から健康診断受けてくれたまえと、通達があった。をを、これで私の健全なボディのあんな所やこんな所にもしかしたら忍び寄ってきているかもしれない病魔を発見できるのだ。すばらしきかな健康診断。ビバ健康診断。

 素晴らしきかな健康診断には更に素晴らしいことに素敵なおまけまで付いている。「それ相応の年齢の人にはバリウム一杯もれなくプレゼント」「それ相応の年齢の人には子宮ガン検査もおまけ」
 ビバ健康診断。全部に当てはまりやがる。



 なに?

 前日からタバコがダメと?水分と食べ物だけじゃなく?夜9時から?そんなに早くに?無駄に早すぎやしないか。第一それじゃぁ寝る前の一服はどうしろと。ちっとも素晴らしくないぞ健康診断。

 私はそれほどヘビースモーカーと言うわけではないが、それでも「絶対に喫煙を我慢できない時」と言うのがある。

  1. 寝る前

  2. 運転中

  3. 寝る前

  4. 遊びでパソコン中

  5. 寝る前


 この内、運転中とパソコン中は何とかギリギリ我慢できる。ギリギリ我慢できるのならば「絶対我慢できない」ではないかなどといってはならない。我慢できるが敢えてしたくないのである。だが、三度繰り返すほど「寝る前」の一服は我慢することができないのである。これはアレだ、もう既に一種の「儀式」であるのだ。お休み前の儀式。洗礼を受ける時は聖水かけるとか、バッターボックスに立つ前は一度お守り握り締めるとか、土俵で塩まくとか、歯を磨かないと気持ち悪くて眠れないとか、朝起きたら「おやすみ」なんて言えないとか、玄関出る時は必ず左足からとか、北枕はダメとか、ガムは紙に包んで捨てなくちゃダメとか、バスに乗ったら騒いではいけないとか、切符を買う前には予め小銭を用意してとか、もうそれくらい私にとっては必要不可欠の儀式であるのだ。

 寝付きの悪い私には「寝る前の儀式」はかなり重要である。ほかにも「活字読みながらじゃないと眠れない」とかもある。安眠のためには「タバコ」「本」がなければならないのである。



 何でタバコ吸っちゃいけないんでしょうかねぇ。

「レントゲンで影出ちゃうからじゃないの」

 ああ、なるほど…。



 そういった理由では辛くとも納得しなければならない。忍び寄る病魔もいないのに「再検査」とかイヤ過ぎなのである。

 さて、9時だ。21時だ。アレだ。禁煙時間だ。もうダメか。1分過ぎたくらい平気だろう。今生の名残に一服だ。ああ、何だか泣けてくるぜ。とりあえず水も飲んでおこう。これは夜の分の一杯だから、朝の分も一杯飲んどくか。げふっ。

 飲まず食わず吸わずであると、何だか妙に手持ち無沙汰だ。そうだ。パソコンの前で集中していれば結構いいかも。うむ。巡回とかしちゃうか。HTMLの続きでも書くか。集中、集中。



 メール受信。隣の席、T女史である。珍しい、こんな時間に。

件名:やだやだやだ


 一体、彼女に何が起こったのであろうか。

もう立て続けにタバコ吸って肺がいたい!辛すぎる!


 あはは。意地汚いやつめ、溜め吸いかい。辛抱足らんのぉ。

 と笑ったところで気がついた。タバコを吸っている自分に。集中しすぎてうっかり。

 どうか変な影出ませんように。

不健康な健康診断

 既に胃は空っぽのからから状態である。気を紛らわすためのタバコも吸えない状態である。そして健康診断。女子グループは朝一である。つまりそれほど早くこの飢餓状態から抜け出せるのである。さぁ早く健康を診断しちゃってくれたまえ。

 身長・体重・血圧・視力検査、心電図・問診と進み、血液検査。

 大人なのでそれなりに色々経験があり、もちろん採血も何度か体験している。ちょっと太目の針をプチッと刺しきゅっと血管に刺し込み採血するのである。

 もちろん大人なので「注射いや!怖い!」なんてことはなく、すっと腕を差し出す。ぎゅっと親指を握り締める。

 プチッ ぐぐぐぐ

 む?ぐぐぐぐ?

 そう、プチッと針が刺された後に「ぐぐぐぐ」と針が押し込まれたのである。なんか奥まで入りすぎじゃないか。こんな感触初めてだぞ。

 力を抜いた後で「痺れたり痛いところはありませんか」と聞かれたので正直に「なんか血管のここから親指の付け根まで痛いです」と言う。

「エ?痛い?あら?おかしいわねいつも通りにやってるのに。痛いですか?」

 この最後の「痛いですか?」は明らかに「本当に痛い?そんなはずないでしょ?」のニュアンスが含まれている。

 痛いものは痛いのである。針の刺さっている辺りを見ると明らかに針の進入部が長い。鈍痛がある。そういうと、少し考えながらちょっと思い当たることがあったらしく「あらやだゴメンナサイ大丈夫かしら」とおっしゃる。

 大丈夫じゃないが、まぁ激痛と言うほどもないので致し方なく、やや重くなった腕を下げてレントゲン車に向かう。次はバリウムである。

 バリウムはご存知の方も多いであろうが、「味をつけて飲み物のように誤魔化したセメント」状のものである。飲みにくい。何せセメントだし。もちろん大人のわたしはぐっと飲んだし、ほとんどの人は「飲みづらい」と思いながらも我慢して飲むのである。ところが、同じく大人のはずのT女史は途中で「飲めません」と係の人に言って「全部飲んでください」と無理繰り飲まされたことを付け加えておこう。

 このバリウム、ほっとくと体内で固まっちゃってどえらい便Pになる。なので、バリウムを飲んだ後は下剤を飲まねばならない。「大目の水、コップ2,3杯で飲んでください」と言われて飲んだこの下剤、こいつが私のその日の午後を地獄の底に叩き込むことになるであろうとは、このときは知る由もなかった。

 からからの胃をバリウムで満腹にすると言う不快感、不愉快な満腹状態で昼食を採った後、そう1時半頃であったか、下腹部に痛みが起こり始めた。

 それから4時頃まで30分おきにトイレである。顔面蒼白である。貧血まで起こす。「ダメだ」と一言言って席を立ちトイレ。「また痛い」といってはトイレ。「もうイヤだ」と嘆きながらトイレ。半泣きである。

 事業部内でバリウムを飲んだ「それ相応の年齢の人」はもちろん私一人ではない。なのに頻繁にトイレに立っているのはどうやら私だけのようだ。

 お腹痛くないですか?

「1回トイレに行ったらすっきり」

 と、皆さん答える。つまりは私だけなのである。下剤効きすぎちゃったのか。辛すぎる。しかも金曜日。ほかの曜日に比べ金曜日は電話が多い。尚且つ通常の金曜日より更にその日は電話が多い。辛い。辛すぎる。たまった仕事も集中力に欠けなかなか進まないだけでなく、トイレにこもる延べ時間も長く余計に仕事が進まない。かといってトイレに行かないとどうなるかと言うと、それはもう口に出せないほど悲惨な結果が待っている。と言うか、普通にお腹痛いし。

 「今日のcyaimiさんはキャラが違う」とT女史に言われるほどにげっそりしながら、既に採血で重くなった腕のことも忘れ進まない仕事を何とか1時間の残業で片付け、貧血を抱えたまま帰路に着いたのであった。

 健康診断がこんなに辛いとは思わなんだ。

そうだ7月は

 忘れていた(正しくは忘れようとしていた)が、思い出してしまったのである。

 そうだ。7月は健康診断の季節だ。
 またやってくる不健康な健康診断

 対策1:下剤を飲む際に量を調節(微妙)
 対策2:下剤を飲む際の水の量を調節(微妙)
 対策3:当日仮病を使う(卑怯)
 対策4:当日突然海が見たくなってしまう(逃避)
 対策5:宝くじが当ってしまう(無関係)



 ああ。こんなに気に病んでいたら、それだけでまた胃が再検査に…。

明日は七夕

 というのはもう全然関係なく。



「そういえば、明日健康診断ですよね」

 そうですけどその話題は出さないでください。



「あーそうか、明日午前中健康診断だから、打ち合わせは無理か」

 そうですけどその話題は出さないでください。



「明日の健康診断の時間って何j

 女子は9時からですけど話題に出さないでください。



 話題が出るだけで軽く青ざめている、そんな明日は健康診断。
思い出すだけで貧血。いーやーだー。

 ちなみに「それ相応の年齢」の人には漏れなくバリウムとかバリウムとかバリウムとかプレゼントされるわけなので(参照)、当然、「それ相応の年齢」じゃない人はバリウムとかバリウムとかバリウムを飲まなくて良いのである。



 あ、Tさん(T青年)は、何もないんですね。

「余裕でこれだけ(尿検査しか入っていない検査キットを見せながら)ですよ」

 「余裕で」って部分、喧嘩売ってんのかと思いました。

「ええ、軽く」

 (むかっ)でも、タバコは前日21時からだめでしょ?

「余裕で吸えますよ」

 「余裕で」って、喧嘩売ってるのかと思いました。

「ええ、軽く」

 (むかっ)水はさすがにだめでしょ?

「余裕で飲めます。制約は何もありません」



 本気で喧嘩を売っているらしい。
なんてことも実はどうでもいいくらい、明日がイヤ。

更なる伝説(シーズン3)

 そうだ。7月は健康診断の季節だ ⇒ シーズン1 シーズン2

 一昨年の不健康な健康診断に比べれば、昨年の健康診断はまさに健康診断であった。多少の腹痛はあったものの健康を診断いただき(そして要再検査もあり)、特質すべき事はなかったのである。それは多分に個室の仕様に原因しているのであろうと推測される。

 それなりの年齢に達すると漏れなく振舞われるバリウム、それが健康診断を不健康診断にするかどうかの分かれ目である。バリウムに必ずついて回る下剤、そして腹痛。個室の仕様に大きく注目が集まるのは致し方ない。

 昨年の健康診断時には仮事務所におり、その個室は事務所内からドア二つを経、更に壁は厚く広々とした空間があったのである。一昨年はどう贔屓目に見てもそれはプレハブであり個室もやはりプレハブなのであるから壁は薄く、頑張るには薄い壁の向こうの同僚の方々(しかも男子)の目が、イや耳がそして気配が気になる。一昨年の場合は、それ以前の問題ではあるのだが。

 今年は新社屋である。新社屋ではあるが個室が狭い。尚且つ壁の厚みもさることながら壁の向こうには同僚の(しかも男子)の方々がいらっしゃるのであり、頑張る気になれない。「だって、頑張ったら何が起こるかわからないもんね」(by K女史)である。何がどうといって、やはり会社では落ち着かないのである。「あーおうち帰りたい」「せめておうちのトイレに帰りたい」「デスクに『探さないで下さい』って置手紙して30分くらい離席してしまうか」「来年は有給取る。健康診断だけ出たらおうちに帰る」などとどうにもならない事を言いながら、それでも一昨年よりは格段に楽、少々お腹が重たい、突然個室に走る、などの状況を除けば、まぁ何とかなったのである。

 

 ところで、バリウムと言えば、一昨年「飲めません」と言い放ったT女史が最初の伝説を作ったのであるが、今年は更なる伝説「頑張って飲んだけど吐いた、そして検査が出来なかった」を作ったHo女史の存在は大きい。検査直前の追い詰められた子犬のようなHo女史、1年以上の付き合いであるが、彼女のそんな表情は見たことがない。

 

 Tさん(T青年)は来年バリウムデビューですよね。

「ええ、今年かと思って、実はこっそりビビってましたけど、来年ですね」

 来年は一つ、「飲めません」「頑張って飲んだけど吐いた、そして検査が出来なかった」伝説を上回る伝説を作っていただきたいです。

「どんなですか」

 うーん、それを上回るのは確かに難しいですね。

「バリウムってちびちび飲んだらダメなんですかね」

 最初に発泡剤飲むんですが、それ飲んだ直後にものすごいゲップが出そうになるんです。でも、ゲップしちゃいけないんです。だから私は一気にバリウム飲んじゃいます。ちびちび行ったらゲップ押さえるのが苦しいです。

「…まじすか」

 そうだ!「ゲップが出ちゃって飲みなおしで三杯いっちゃった」伝説なんてどうでしょう。

 

 我が事業部の語録キングT青年。語録キングだけに留まらず、是非新たな伝説を作り上げて欲しいものである。来年のT青年に期待したい。

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